はじめに

主権者教育
2015年6月、公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳に引き下げられました。
2016年、文部科学省は「主権者教育」について、
単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるにとどまらず、社会を生き抜く力や、地域の課題解決を社会の構成員の1人として主体的に担うことができる力を身につけさせること
と提言しました。
同年7月の衆議院選挙から18歳選挙権が導入されましたが、残念ながら若い世代の投票率は高齢世代と比べて低い水準でした。

市議会としての「主権者教育」とも言えるとりくみについて、後援会だよりに書いてみました。
かわので変わろう!No.48「そうだ!大野城市議会に行こう!」
議場見学会&議会報告会
2024年11月2日(土)、まどかフェスティバルにおいて、議場見学会が実施されます。
その1週間後の11月9日(土)には議会報告会が実施されます。
議場見学会
11月2日(土)の議場見学会は、普段はなかなか入ることができない議場を開放します。
議長気分で写真を撮ったり、市議気分で質問席に立ったりできます。
議会報告会
11月9日(土)の議会報告会では、議会の活動をお知らせするとともに、グループに分かれ議員と参加者のみなさんと意見交換を行います。
昨年度の議会報告会
昨年度(2023年度)の議会報告会は
- シニアクラブ
- 食生活改善推進会
の方々を招きました。
私が議員になる前の2022年度もシニアクラブと食生活改善推進会だったと聞いて、

せっかくいろんな方の考えを聞けるチャンスなら、違う団体を呼ぶべきでは?
と質問したら

以前は一般の方を招いていたんですが、参加者が少なかったんです。

う~んもったいない。
直接、市議に困りごとを話せるチャンスなのに…
しかし、今年は一般の方を招く会・再開です!
どんどんお越しください。
高校生の様々な困りごと
今年度7月30日(火)は筑紫中央高生を招いての議会報告会を行いました。
その場で出た意見を紹介します。
- 給付型の奨学金
- 大野城市の公園はボール遊び等の制限があるので、子どもが自由に遊べる場所がもっとあるといい
- 子育てにかかる負担をもっと小さくしてほしい
- 中学校を給食にしてほしい
- 犬猫の保険がほしい
クイズ 脳みそ体操
脳みそ体操㉘の答
①から⑨のマッチ棒を取ると、正方形は1つもできません。

脳みそ体操㉙
上から数えて下まで13個、上から数え途中で左に曲がっても、右に曲がっても13個の真珠をはめこんだペンダントを修理に出した。

受け取った際、同じように数えたのに、本当は真珠2個盗まれていた。そんなことある?
「頭の体操第1集」(多湖輝著、光文社刊)より引用
おわりに

学校教育の中での主権者教育
教員時代、生徒会役員選挙の際、市の選挙管理委員会から投票箱や記載台を借りることがよくありました。
ありがたかったのですが、市の選挙管理委員会としては、そのような貸し出しそのものが「主権者教育」と勘違いされているようなので、2024年12月議会の一般質問で「主権者教育」について問いただしました。
生徒会活動の活性化がポイント!
子どもが将来、「よりよい社会にするために、意見をしよう」という気持ちになるためには、

現在の学校での生活の中の困り事を、生徒会活動等で改善した経験が必要!
と私は考えています。
教員時代、長く生徒会活動指導担当をしてきての実感です。
先生から言われたことをただ守らせるだけの生徒会ではなく、学校での生活の中の困り事を、生徒会活動等で改善した子たちを私はたくさん知っています。
- 平和劇を立ち上げたり
- 校内カラオケ大会を催したり
- 阪神大震災があった2日後から募金を始めたり
- 「裏校則」を無くしたり
- 下級生に対して「差別発言をなくそう」と言うだけでなく、感性に迫った言い方で実際に差別発言を激減させたり…
12月議会の一般質問では、これらの子どもたちのことも話しています(^^)
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