はじめに

はたちのつどいと受験
2025年1月13日(月・成人の日)、私の住む大野城市では「はたちのつどい」があり、来賓として参加させてもらいました(^^)
一方、その週の週末、18日(土)、19日(日)は大学入学共通テストが実施され、今後も私立高校の専願入試や推薦入試、公立高校の特色化選抜入試、高校・大学の一般入試等々が続きます。
新成人の挨拶の中で「雨垂れ石を穿つ」という言葉があったので、今この時期の受験生にこそ伝えたい言葉として後援会だよりNo.54で紹介しようと考えました。
ただし私は、「雨垂れ石を穿つ」では足りないと思っています。
ではどんな記事になったのでしょうか?
かわので変わろう!No.54「はたちのつどい」
1月13日は、まどかぴあであった「はたちのつどい」に参加させてもらいました。
今年(2025年)の大野城市の20歳の青年は約1000人。
午前中は大利中・平野中の卒業生、午後は大野中・大野東中・御陵中の卒業生が集いました。

印象的な挨拶
市長さん、教育長さん、恩師等からいろんな挨拶がありましたが、一番印象的だったのは、

合格率3%のゴルフのプロテストに挑戦しています。
という女性の新成人の挨拶でした。
その次に挨拶した男性の新成人は

雨垂れ、石を穿つ
って話をされました。
雨垂れ、石を穿つ
「努力は裏切らない」「継続は力なり」ってことの例えとしてよく使われる「雨垂れ、石を穿つ」ですが、私の考え方は少し違います。

雨だれも続けば石に穴を開けることができます。
継続は力なりってやつです。

しかし本当の「人生の試練」の場合、
「雨だれ、石を穿つ」=「努力を続けてきたから」
と安心していたら、指が通るくらいのその穴の小ささを知った時に「こんなんじゃダメだ」とがっかりするのではないでしょうか。
だって指が通っても身体が通らなければ、「突破」はできないから…。
「コツコツがんばってきたから、努力は報われるはず」
そんな楽観的な考えが通らないのが「人生の試練」だと私は思います。
合格率3%のゴルフのプロテストなんて試練もその1つ、高校入試や大学入試、就職試験なんて人生を左右するようなものもまさにそんな試練です。
そんな人生の試練の場合、雨ではないものが必要だと私は思っています。
どんな小さな穴であろうと、そこに火薬をつめることです。
それまでの間にコツコツと続けてきた「練習」や「勉強」という努力でできた「石の穴」に火薬をつめて、石そのものを爆破しましょう。
火薬をつめるとは
この話は私が教員時代、中3生の担任をしていた頃に子どもたちによく話していたことです。

「コツコツやる努力」だけでなく、今まで生きてきた中で経験が無いほどのものすごい努力を「人生の試練」直前のこの時期には、すべきだ!
と3学期の今頃に話してました。
ただし

健康を害するような努力はOUT(>_<)
とも話してました。
クイズ 脳みそ体操
脳みそ体操㉝の答
下図のように栓をしたまま、瓶を逆さにして、できた空間の部分の目盛りを読むとOKです。

脳みそ体操㉞
受験者が、ぜったいにカンニングできないように工夫された試験会場で試験があったのに、まったくそっくりの答案が2枚だけ発見されました。

偶然でないとすると、どんな状況が考えられるでしょう?
頭の体操 第2集(多湖輝著 光文社刊)より引用
おわりに

「雨垂れ石を穿つを超えろ」…の元ネタ
「雨垂れ石を穿つを超えろ!」ってメッセージには元ネタがあります。
「詞集 たいまつ」(むのたけじ著・評論社刊)という本です。
これについては、兄弟ブログ「もへちゃん先生の学級通信」で以前紹介したことがあります。
興味のある方はこちら ↓ をどうぞm(_ _)m
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