はじめに
2023年1月29日(日)、かわのとしお後援会発足会ならびに事務所開きを行いました。
初挑戦ということもあり、たくさんの来賓の方が来てくれました。
始まる前、

来賓の方が多かったらどうしよう(^^;)
と思ってましたが、
- ご近所の方
- 母のお友達
- 卒業生
- ともに差別と闘ってきた仲間
- ともに組合活動をがんばってきた仲間
- 家族
等々、たくさんの方が応援してくれました。

いよいよスタートなんだ(^^)
と身が引き締まる思いをひしひしと実感しました。
決意表明
そこで今回は、事務所開きでのかわの自身の決意表明を報告します。
みなさんこんにちは。
今日は、かわのとしお後援会発足会ならびに事務所開きにお越しいただき、まことにありがとうございます。
私は、よりよい大野城市を求めるために、大野城市政に挑戦したいと考えています。
知る→感じる→行動する
36年間、中学校の教職員として勤めました。
人権学習の際、子どもたちに部落差別をはじめ様々な差別のおかしさを知らせ、我が事だったらどう感じるかを考えさせ、差別をなくすための行動を促してきました。
「知る→感じる→行動する」を大事にしました。

例えば、筑山中、二日市中、那珂川北中での生徒による平和劇作りも、当時の体験者の方の思いを知って感じるだけでなく、全校生徒や保護者、市民が感動する劇を作ることで反戦平和の思いを強く訴えるという「行動」を子どもたちに求め続けました。
それが先生時代の差別に対しての私の闘い方でした。
そして人権学習の授業の最後には

こんな差別を残してしまっている大人の代表として謝ります。
ごめんなさい。
でも君たちが大人になった時、君の子どもにはこんなくだらない差別を残さないようにこれからも闘い続けます。
ともにがんばろう!
と子どもたちに約束してきました。
仲間を誰1人見捨てない!『学び合い』の授業
また2010年からの約10年間、仲間を誰1人見捨てない数学の授業にとりくみました。
クラスの誰かが問題がわからなくて、鉛筆がとまっていたら

「どこがわからんの?教えちゃるよ」と歩いて行って話しかけろよ。
そのためにはじーっと椅子に座っとったらダメぜ。
どんどん友達と話さんとダメばい。
って感じの授業です。
なんのことはない、町でおばあちゃんが転んで、買い物袋からミカンがコロコロ転がった時、私たちは

ばあちゃん大丈夫?
と助け起こしたり、ミカンを拾ったりするじゃないですか。
あれを数学の授業でもやったわけです。
教えられる側の子はもちろん、教える側の子も、わからないと言ってる友達のためにかみ砕いて教える…そのことで理解がより深まる…そんな授業になりました。
子どもたちはこの授業『学びあい』が大好きでした。
まさに、人と人とのつながりを求めるとりくみでした。
先生を辞めてからの3年間
さて先生を辞めてまもなく3年が経とうとしています。
情けないことにこの3年間、「差別と闘う」と言った子どもたちとの約束を果たせないまま日々を過ごしてきました。
限られたごく少数の人としかつながってませんでした。
転機は昨年秋に訪れました。
大野城市議会議員をされている関岡俊実さん…今は私の後援会の会長をしていただいてます…その関岡さんから

ライフワークの西鉄高架化も実現したことだし、8期32年間の市会議員生活に一区切りつけようと思うんです。
そこで河野さんにお願いしたいことが…
とお話をいただきました。
先生時代は、朝7時には学校に着いてたし、夜帰宅するのは22時とか23時とかだったし、土日は部活動の指導で家にはいないし…
地域の方とのつながりはほとんどありませんでした。
だから自分には無理だと最初は感じました。
しかし…さらに…やっぱり「知る→感じる→行動する」
しかし、「差別と闘う」という子どもたちとの約束を、新たな形で求め続けられることに気づきました。
さらに決意した後、いろんな方から大野城市のことを伺いました。
- 中学生のランチ給食のこと
- 学童保育のこと
- コロナ禍の学校での子どもたちの様子
- 相変わらずの先生たちの勤務実態
- 元民生委員さんのお話
- 学校を卒業したしょうがい者の様子…
これらは私自身の「知る→感じる」のとりくみです。
ふさぎこんでいた3年間では気づけなかった、人の痛みを知ることができました。
とても苦しい気持ちになりました。
次は、この気持ちを「行動する」ことによって、誰一人見捨てないまちづくりにつなげていかなければなりません。
先生時代、ほとんど地元の方とつながれてなかった私にとっては、ここにいる皆様のお力がとてもとても必要なのです。
また、本日はありがたいことに、母のご友人やご近所の方がこの場に来てくださっています。
その方々のお力をお借りして、地元の方とのつながりを一歩一歩作っていこうと思います。

蝶ネクタイと手ぬぐいでがんばりますので、どうかご支援よろしくお願い致します。
おわりに
卒業生もたくさん来てくれました(^^)
先生時代のかわののことを語ってくれた卒業生
そのうちの1人は、先生時代の「かわの」のことを皆さんの前で語ってくれました。


例えば「欠席した子に、お見舞いの品としてハーゲンダッツを持って行く家庭訪問」のことを、語ってくれました。
でも、語ってくれた彼女は休んだことがなく、「ハーゲンダッツをもらったことがない」とのこと。
ごめ~ん(^^;)
筑紫野市議に初挑戦する卒業生 吉村よういちさん
筑紫野市議会議員選挙への立候補を考えている吉村よういちさんも、卒業生の1人です。

キャッチフレーズは「『ひと』にやさしいまちづくりを!」
確かに吉村よういちさんは、中学時代、人に優しい子でした。
彼なら、筑紫野市を「『ひと』にやさしいまち」にしてくれると思います(^^)/

ともにガンバロ~(^^)/
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