「予算議会」と「通信を書く際に大切なこと」

かわのの人となり

はじめに

かわの
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市議会の1年間の流れ

 昨年(2023年)4月の選挙で市民の皆さんに選んでもらって

  • 6月議会
  • 9月議会
  • 12月議会
  • 3月議会

と年4回の定例議会を経て、1年が過ぎました。

 この定例議会のうち

  • 9月議会は「決算議会」
  • 3月議会は「予算議会」

と言うのだそうです。

 議員になるまでは全く知りませんでした(>_<)

 

3月議会は「予算議会」

 3月議会は「予算議会」なので、予算委員会で提案された内容をしっかり読むと、次年度(2024年度)に市がとりくみたいことが見えてきます。

 けれど提案文書は分厚いし、グラフ等を見ても、わかりにくい…(^^;)

 そこで、市民の皆さんが興味ありそうなところのみをまとめたかわのとしお後援会だより「かわので変わろう!No.33」(2024年4月半ば号)を作りました。

かわので変わろう!No.33「3月議会は新年度予算の議会」

目玉の事業

 3月議会は、次年度の予算を審議する議会でした。

 予算を見ることで2024年度の大野城市の方向性がわかります。

…新規事業
…拡大事業
…継続事業

①乳幼児期

  •  出産後間もない産婦の健康診査…1088万円

②児童少年期

  •  児童手当所得制限撤廃、高校生まで、第3子以降3万円…20億7532万円(2024年12月より)
  •  フリースクール利用料補助 …360万円(上限月1万円)
かわの
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 この1年、市議会で、ずっと学校に行きづらい子どもの「社会的自立」を訴え続けてきました。

 今回、フリースクールの助成事業が始まるのは嬉しいです(^^)

 でもまだまだです(>_<)

  •  小学校水泳授業委託試行…521万円(下大利小、大野南小)
  •  子ども医療費拡大、小学生通院入院無料、中学生入院無料…5億627万円(2024年10月より)

③青壮年期

  •  帯状疱疹予防接種助成…1450万円

④高齢期

  •  高齢者に対し特殊詐欺被害防止機能付き電話機の貸出、又は購入費一部補助…66万円

⑤全世代

  •  インフルエンザ・肺炎球菌予防接種助成…5657万円
  •  しょうがい者手帳を所持してない難聴者の補聴器購入費助成…232万円
  •  省エネ住宅購入推進補助…1400万円
  •  指定避難所空調整備…10億9470万円(コミュニティーセンター、小学校体育館)
  •  災害発生時の備蓄品の数量・品目見直し整備…2474万円(15500人分)
  •  西鉄高架化に伴う市街地の活性化やまちづくり…11億1368万円
  •  水城跡史跡等用地購入、建物移転補償…7億1804万円

⑥市全体

  •  期日前投票所3カ所増設…1343万円(中央コミュニティセンター・東コミュニティセンター・商業施設1カ所)

クイズ 脳みそ体操

の答え

 答…母親とその息子

脳みそ体操⑯

 長さの同じマッチ棒10本でできた、下図のような図形があります。

 同じマッチ棒5本を加えて、この面積を3等分するにはどうしたらいいでしょう?

頭の体操1(多湖輝著・光文社刊)より引用

おわりに

かわの
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「後援会だより」を書く際に大切にしていること

 毎朝配布している後援会だよりのサイズはA5です。

 フォントは大きめの12ポイント。

 両面に記事を書いていますが、伝えられる量は限られています。

 分厚い予算案の中から、どれを選ぶか…悩むところです。

 でもそれでいい…いや、「それがいい」んです。

小さいフォント…✕、文字びっしり…✕

 教員時代、学級通信などを小さい文字でびっしり書いている同僚がいました。

 一目見て

かわの
かわの

 うわっ、読む気にならん(>_<)

と思ってました。

それ、自己満足では?

 気持ちはわかるんです。

 「伝えたいことがたくさんあるんだろうなぁ」と

 

 でもOUTです。

 子どもたちはもちろん、保護者の大半が読まない通信を書いて…。

 「自分は思いをしっかり伝えている」と自己満足に浸っている…。

「読みたくなる」が大切

かわの
かわの

 「大事だから」「入れるべき内容だから」よりもまず「読みたくなるか」が重要なんです。

 ちなみに私がそう考えるようになったのは、本を書いた際の担当の編集者さんからの言葉からです。

 このことは以前、兄弟ブログ「もへちゃん先生の学級通信」に書いたので、興味ある方はこちらをチェックしてみてください(^^)

なのに、選挙前に発行した「後援会だよりNo.1」はA4サイズ両面で、文字ビッシリ(>_<)

 なのに、選挙前の後援会活動中に配布した「後援会だよりNo.1」はA4サイズ両面で、しかもフォントは小さく、文字ビッシリな通信でした。

かわの
かわの

 だって…伝えたいことがいっぱいあったとです(あったんです)(^^;)

 その後援会だよりを、応援してくださっていた元市議の方に「こんなの書きました!」と意気揚々と見せに行くと

  • 文字が小さい
  • 文字が多い
  • 読む気にならん(ならない)

と言われました(^^;)

 

かわの
かわの

 そうだった!

  • 大事だから
  • 入れるべき内容だから

よりもまず「読みたくなるか」が重要だった(>_<)

 元市議の方が、変にフォローするのではなく、ストレートにアドバイスしてくださったおかげで、大切にすべきことを思い出しました(^^)

 それ以来、後援会だより「かわので変わろう!」はA5サイズになったのです。

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