以前から発行したかった「パラドックス クイズ」
2023年4月までの朝の辻立ちで、配布した記事一覧
5月に入り、朝の辻立ちで配布している記事は「第9号」になりました。
第1~8号までの見出しを紹介すると
選挙前だったこともあり、必然的に第2~8号は、かわのが住んでいる大野城市の問題点を記事にしたものになりました。
第9号配布の際の声かけ
第9号を配布する際、こんな声かけをしています。
大野城市議会議員に当選させていただいたので、記事の配布を続けています。
今回の記事は、今までのような「大野城市の問題点」ではなく、
「こどもの日記念」と言うことで、
子どもも大人も楽しめる
パラドックス クイズ
という記事を書きました。
ただしかなりの難問です(^_^;)
かわので変わろう!No.9
こどもの日記念 パラドックス クイズ
電車の中で頭の体操でもいかが? 大人でもかなりの難問です(>_<)
5月5日(金)はこどもの日でした。
そこで子どもも楽しめるように、いつもの「市政に対する問題提起(中学校の給食問題とか)」とは趣向を変えて、クイズを出すことにしました。
名付けて
パラドックス クイズ
ちなみにパラドックスとは「正しそうに見えて、実はごまかし」という理論のことです。
子ども向けのクイズだと思って油断してたら、まず解けません(^^)
ごまかされず正解できる方は何人いらっしゃるかな?
消えた1ゴールド
一郎、二郎、三郎が宿屋に泊まりました。
翌朝3人は、旅立つ際にメイドの花子さんから15ゴールドを請求されました。
そこで3人は、1人あたり5ゴールドを出し、さらに一郎は「何が当たるかお楽しみクーポン券」を花子さんに渡しました。
花子さんは宿屋の主人にお金とクーポン券を持って行きました。
宿屋の主人が目の前のクジを引くと「1人分タダ」が出ました。
そこで主人は、10ゴールドを金庫に入れ
1人分の代金の5ゴールドを返してきなさい。
と花子さんに言いました。
花子さんがお金を返しに行く途中、メイドの雪子さんから呼び止められました。
花子さん、何か心配事があるの?
表情が暗いわよ。
あぁ雪子さん、
「お客様に5ゴールド返しに行くように」とご主人に言われたのですが…。
3人のお客様に5ゴールド返したら、5は3で割り切れないから分け方でケンカになったりするのではと思うと心配で、心配で…(>_<)
なーんだ、そんなことで悩んでるの。
相変わらず心配性ね。
お客さんは返金されるってこと知らないんだから
5ゴールドではなく3ゴールド返すだけでもよろこぶわよ。
そしたらケンカなんてしないでしょ。
残りの2ゴールドは、私とあなたで山分けしたらいいのよ。
ほら私が返してきてあげるから。
ええっ、そんなこと…
と躊躇している花子さんを尻目に、
(※躊躇…決心が定まらず、ぐずぐずすること。ためらうこと。)
雪子さんは一郎、二郎、三郎に3ゴールドを返しに行き、
3人は1ゴールドずつもらい、喜んで旅立って行きました。
はい、分け前ね。
そう言いながら雪子さんは1ゴールドを花子さんのポケットに入れました。
では問題です
同じ丸数字には、同じ数値が入ります。
問1 一郎、二郎、三郎が返してもらった金額は、
1人あたり( ① )ゴールド
問2 一郎、二郎、三郎が1人あたり宿屋に支払った金額は、
5-(①)=( ② ) ゴールド
問3 3人が支払った総額は
(②)×3=( ③ )ゴールド
問4 花子と雪子がこっそりもらった金額は、
2人あわせて( ④ )ゴールド
問5 一郎、二郎、三郎が支払った総額と、メイドの花子、雪子がもらった金額の 合計は、
(③)+(④)=( ⑤ )ゴールド
問6 (⑤) が14ゴールドになったあなたに質問です。
最初に払ったお金は15ゴールドだったはずです。
1ゴールドはどこにいったのでしょう?
実は、どこかに「ごまかし」が隠されています。
ごまかされないためには「筋道だった考え方(コナンくんのような推理力)」が必要なのです。
解答はNo.10で!お楽しみに(^o^)
おわりに
この「パラドックス クイズ」は、私が中学校の数学の先生時代、中2の「図形の証明」の勉強の導入として子どもたちに出していたものです。
40人のクラスで、ごまかされない子は1人いるかいないか…でした。
それほどの難問です(^^)
いかがでしたか?
さて、数学の授業として出したクイズですから、「単なるお楽しみ」で終わっていたわけではありません。
世の中は「パラドックス」に充ち満ちてるんばい(充ち満ちているんだよ)。
例えば◯◯◯◯。
例えば◯◯◯◯。
例えば…
筋道立てて物事を考えきらんと(考えることができなきゃ)、
だまされるんばい(だまされるんだよ)。
と続くわけですが、それについては次回のお楽しみといたしますm(_ _)m
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